チンチラ美猫 ゆうこりんです。
10月なのにすっかり真冬になってしまい、毎日雨で寒いですね。
寒くなると嬉しいのが・・・・にゃんずが毎日ベッドで一緒に寝るようになること!
ペルシャ猫マリン、エレナが毛布にもぐってきたり、お腹にのっかってきたり、腕まくらで寝るようになるのが至福の時間です♡
急に寒くなって季節の変わり目は、ねこちゃんの体調も気になりますが、おうちのねこちゃんはお元気ですか?
よく気になるのが、吐いたりお腹をこわして下痢ですよね。。うちのこたちはいつも元気で走り回っているので、何ヶ月かに1回くらいの?吐いたり下痢はかなり焦ります!
治し方や予防法を事前に知っておくと安心ですよね。
元気なのに子猫が下痢をする原因は?治し方はある?
元気な状態(食欲はある、走り回ったりあそんだりして普段どおり)なのに、お腹を壊して下痢している原因と治し方についてです。
下痢の状態は、水っぽければ水っぽいほど重症になりますが、健康のバロメーターになるので、見た目が元気で大丈夫そうでも、色とか血がまじってないかとか、いつもよりちょっとやわらかいくらいでもチェックしてあげてください。
うんちの回数はごはんを食べる回数にもよりますが、1日1回〜数回になります。
Contents
元気なのに子猫が下痢をする原因と治し方
元気なのにこねこが下痢をする原因
- ごはん(キャットフード・エサ)が合っていない
- 食べ過ぎ
- ストレス(環境の変化や騒音)
- ビニールやねこじゃらしを誤飲した
- 寄生虫や回虫がお腹にいる
ごはん(キャットフード・エサ)が合っていない
こねこが下痢をしたらまず、「ごはん変えたかな?」と考えてみてください。
かえてない場合は、人間のお菓子や食べ物を与えてしまってないか?こねこが自分でつまみ食いをしていないかを調べてみてください。
急にごはんを変えて、合わないものが入っていた場合や、人間のお菓子や食事をこねこが勝手に食べてしまったり、食べさせてはいけないものを知識がなくて人間が与えてしまった時にお腹を壊して下痢になります。
食べ過ぎ
1日のごはんの量をいっきに全部食べてしまったり、適切な量以上に甘やかせて食べさせてしまうと、食べ過ぎてしまった場合に、下痢になります。元気で活発に動き回っていても食べ過ぎるとうんちがやわらかくなってしまいます。
多頭飼いで、ひかえ目な性格のこのフードを食欲旺盛なこが奪って食べている場合もありますので、個別に自分のぶんだけ食べているかしっかり見てあげましょう。
うちのマリンちゃんはひかえ目な性格のため、積極的で食欲旺盛なエレナにすぐにごはんをとられてしまうので、とられないようにエレナがのぼれないカウンターの上でごはんを食べさせています。
要注意の食べ物
- 牛乳や生クリームなどの乳製品
- 小麦や炭水化物・穀類が入ったお菓子やキャットフード
- キャットフードの防腐剤や添加物などの発ガン性物質
- 4Dミート・肉副産物
消化のよくない食べ物や与えてはいけない食べ物
牛乳や生クリームをねこに与えますと、乳糖を分解する酵素がねこにはないため下痢をしやすくなります。バターやチーズなどの乳製品は塩分とりすぎになるので積極的に与えないほうが無難です。
その他、ネギ類やニンニク、青魚、イカやタコ、生卵や、カニカマ、ちくわ、かまぼこ、レバー、チョコレート、ぶどう、カフェイン、お酒、甘いものや香辛料・スパイス、ドックフード、人間の薬は、与えてはいけないものになります。こういった中毒になってしまうような食べ物を食べた場合には、下痢だけでなく急激に体調が悪化して元気がなくなることがあるので早急に病院に連れていってください。
消化のよくないものには、ナッツ類やきのこやたけのこ、とうもろこしがありますが、下痢をしやすくなります。
また野菜を大量にあげるとセルロースを消化できないので下痢になりやすく体に負担になります。
小麦のグルテンや炭水化物・穀類は消化できず下痢になりやすい
ねこは、完全肉食動物で、小麦や炭水化物、穀類を必要としない動物です。
ねこは小麦を消化分解できないですし、下痢をする確率は高くなります。
下痢を防ぐには、グレインフリー(小麦、炭水化物、穀類、とうもろこしが含まれていない)がおすすめです。
グレイン入りのデメリット
- アレルギーを起こしやすくなる
- 消化吸収が悪いのでお腹をこわすことがある
- グレインが入っていると必然的にタンパク質の割合が少ないので必要な栄養が不足する
グレインが含まれたフードが合わない時の症状
- アレルギーを起こしやすくなり発疹や脱毛や皮膚炎になる、かゆみが出る
- 目やにや涙やけが出る
- 消化に時間がかかったり、できないため便秘や下痢になってしまう。
- グレインの割合が多いと太りやすくなり糖尿病や肥満になってしまいやすい
詳細はグレインフリーキャットフード↓
特に危険な添加物・酸化防止剤
- エトキシキン
- BHT
- BHA
こちらは動物病院やペットショップでも推奨されたり与えられているメジャーなキャットフードにも入っていることがあり、うちのマリンもエレナもペットショップで、BHTやBHA入りのキャットフードを食べていました。
エレナに関しては、ペットショップでずっとお腹を壊していて、整腸剤をしょっちゅう飲まされていて・・(涙)元気にはげしく動き回ってはいましたが常に下痢をしていたせいなのか、生後6ヶ月まで売れ残っていてあまりにかわいそうだったのでひきとってきました。
うちにひきとってから、グレインフリーのアカナというキャットフードに変更してから、この2年以上1度も下痢をしていなくてずっと元気なので間違いなくフードが合っていなかったと思います。
エトキシキンは、食品添加物ではなく農薬で、大変危険な薬品です
人間の食品添加物として使用を禁止されているものです。
食品安全委員会の調査によると、動物実験でエトキシキンを投与された動物は数十日後に亡くなっていて、主な死因は悪性リンパ腫(がん)です。
BHT(ブチルヒドロキシアニソール)は、発ガン性が認められている薬品です
石油の酸化防止剤なので、食品むけでななく、発ガン性が問題になってからは人間の食品には使用している製品はほぼなくなっています。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)も発ガン性のあるガソリンの酸化防止剤です
国内で人間の食品添加物で使用されているのは稀ですが、輸入食品には使用されていることもあります。
こちらも動物実験の結果、悪性リンパ腫(がん)で多くの動物が亡くなっています。
その他の危険な添加物
硝酸カリウム/亜硝酸ナトリウム
硝酸カリウム・亜硝酸ナトリウムはキャットフードの発色剤として使用されますが、この2つが体内で結びつくと、発がん性物質に変化します。 ソルビン酸カリウム(防腐剤) ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムを同時に摂取することにより体内に発がん性物質が発生します。 プロピレングリコール、着色料(赤色2号、赤色104号、赤色3号、赤色40号、青色1号、青色2号、青色3号、黄色4号、黄色5号) 着色料は石油からとられていることが多く、発ガン性やアレルギーのリスクがあります。 また染色体異常や免疫低下、ぜんそくの原因にもなることが報告されています。 |
4Dミート(家禽ミート)・肉副産物
4Dミート(家禽ミート)や肉副産物が入ったフードで下痢になることがあります。また、免疫力低下の原因にもなり、良質の動物性タンパク質がとれないことによる栄養不足にもつながります。
4Dミートとは?
- DEAD … 死亡した動物の肉
- DISEASED … 病気だった動物の肉
- DYING … 死にかけだった動物の肉
- DISABLED … 障害のあった動物の肉
コスト削減のために、道路で車に轢かれて死んだ動物の肉や、抗生物質を過剰摂取して死んだ牧場の畜肉、安楽死したペットたち死骸などが入っていることがあります。
肉副産物とは、鳥の羽や口ばし、目、骨など廃棄するはずの畜産廃棄物と上記の4Dミートが含まれます。
極力、防腐剤や添加物、危険な酸化防止剤、4Dミート入りのフードはさけてあげたいですね。
国産のペットフードは、添加物表示の義務がなく、食品ではなく雑貨扱いなので私は国産は与えないようにしています。
ペットフードに関しては、ヨーロッパが歴史が長く安全性も高いですしヒューマングレードの原材料を使用しているものもあり、アメリカのものも日本よりもハイクオリティだったりします。ペットに対する意識も日本よりもかなり高いですし、日本の動物の健康よりもコスト削減と売れることだけを考えた一部のペットフードは問題だと思います。国内でも品質の高いものやねこの健康や安全を考えたものもたくさん出てきています。
塩分や濃い味付けの食べ物
美味しくするため、食いつきを良くして売れる商品にするために香料が入っていたり、塩分豊富だったり、ねこが食いつく脂肪分が多くなっていたりします。
塩分や化学調味料、脂肪分の多いフードを与え続けていますと、腸内の浸透圧のバランスがくずれ、のどがかわいて水分をたくさん飲まないといけなくなり、その結果お腹を壊して下痢になることがあります。
フードの酸化や品質の低下
ドライフードを封を開けっ放しにしたり、時間が経過すると油が酸化して品質が低下してしまい、お腹を壊しやすくなります。
冷蔵庫に入れたり出したりしてドライフードが湿ってしまうとカビが生えたりもしますので、封をしっかりして常温保存、開封後は1ヶ月以内に消費する量のドライフードにしましょう。
ウェットフードも、古くなると下痢の原因になるので、開封後は当日か翌日までに食べさせて缶に入れたままにすると、缶のアルミや金属がフードに溶け出すので陶器のお皿にうつしかえてくださいね。
今までに、うちのネコたちがお腹をこわしてしまったキャットフードは、エレナはなくて何を食べても大丈夫です。
マリンちゃんは、シンプリーというサーモンがベースになったキャットフードが、食べるとすぐに下痢になってしまうようになりました。
最初の1袋目はぜんぜん大丈夫で喜んで食べていたのですが、2袋目からお腹をこわすようになり、もうピーピーで1〜2日続きおかしい(涙)と思ってフードを変えたらおさまりました。良質なキャットフードでもそれぞれのねこによっては合わない場合もあります。
それ以来、サーモンが入っているフードはおそるおそるあげる感じなんですが、食いつきが良くないだけでお腹はこわしていません。
アカナのブルーのパッケージのサーモン味はあまり好きじゃないみたいで残してしまうのでそれ以来買っていません。
先日からあげているハローのサーモン味は、人間のスナック菓子みたいなややジャンキーなにおいがして、うちのネコたちはものすごく気に入っています。
ストレス
ねこは環境の変化や大きな音に敏感です。
引っ越し、部屋の模様替え、花火や雷、暴風雨や工事などの騒音で体調をくずすことがあります。
他のねこやペットが増えたり、同棲や結婚などで住居人が増えたり、来客が来るなどの環境の変化や外出もストレスになることがあります。
飼い主のテレビの大きな音や、音楽の騒音や家庭内でのケンカや大きな声などを怖がってストレスになることもあります。多頭飼いで他の動物からいじめられていないかもストレスになるので注意してあげたいですね。
ストレスを感じている場合は、狭いところに隠れてしまって出てこない、食欲がない、しっぽを下げて匍匐前進で歩いたり警戒している様子になることがあります。ストレス源がなくなると元気にのびのびしだします。
うちのネコがストレスだったのは引っ越し、外出でキャリーバッグに入れられて車に乗ること、病院やトリミングに行くこと、暴風雨や工事などのいつもと違う騒音です。
ビニールやねこじゃらしなどの誤飲
ビニールや紐、リボン、ねこじゃらしなどのおもちゃを食べてしまうと嘔吐や下痢になり命の危険にもなるので気をつけましょう!元気がなくなってきた場合は危ないのですぐに病院に連れていってください。
寄生虫や回虫
お腹に虫がいると下痢をしてしまうことがあります。感染していた母ネコの母乳やネズミから感染してしまうことがあります。
便をチェックして、おかしな状態だったら、ビニールなどに入れて病院に持っていき、受診・検査してもらってください。
寄生虫や回虫になると、一般家庭での治し方よりも獣医さんにお願いするのが確実です。
下痢の治し方
- ごはんを見直して、栄養バランスや安全性の高いもの、グレインフリーなどにきりかえてみる。
- ストレスの原因を探して、こねことあそんであげたり、騒音やストレスのない快適な環境にしてあげる。
- できるだけ毛やホコリを飲み込まないように、日々ブラッシングしてあげたり、掃除してキレイな空間にしてあげる。
- ワクチン接種や普段の健康状態からおかしかったら病院に相談にいく。
便があまりにおかしい場合をのぞき、様子を見ていろいろな治し方をためしても1〜2日で治らないようでしたら、病気の可能性も出てきますので動物病院に連れていきましょう。治し方を知っておくのと同じくらい予防法、防ぐための日頃のお世話も大切です。
元気なのに子猫が下痢をする原因と治し方についてでした。
みなさまの大切なねこちゃんがいつも健康で元気でいることを願っています。
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