子猫の鳴き声の意味と気持ちは?

チンチラ美猫.comゆうこりんです

ペットショップやブリーダーさんからひきとったばかりの子猫!拾って来た野良猫や捨て猫の子猫

子猫はどのこもかわいいですよね〜

猫のブリーダーさんの子猫

人間みたいに、日常の会話レベルの鳴き声から、体調不良を知らせるような緊急事態の鳴き声、気持ちをアピールしてくるコミュニケーションとしての鳴き声など、猫の鳴き声にもいろいろな意味や気持ちがあるので、なるべく知っておきたいですよね!

猫を飼っている人なら誰でも?多くの人は、言葉を話せない愛猫が、「一体なにを言いたいんだろう??」「ニャーニャー鳴いてるけど、なにを考えているんだろう?どんな気持ちなんだろう?」と思ったことがあるのではないでしょうか?私は、日々わかっているつもりでいるうちの猫たちが、ずっと鳴いていたり、性格と違う態度や鳴き声をする時に、「なんだろう?どういう気持ちなんだろう?」と思って話しかけたりなぜたりあそんだりしながら、いつも考えてます。。

でも、犬猫のペットを飼ってる人たちと話すと、「話さないからずっとかわいいんだよね」と。もし、言葉を人間みたいに話したら「ごはんはやくしてー!」「えー、またこのドライフード?もっと他のないの?」「いつ帰ってくるの?遅かったじゃない!」など、、、もしかして、言葉を話せたらここまでかわいすぎるとは思えないと思うんです。

話せないからかわいい。なに考えてるか完璧にわからないからかわいい。と思います

 

子猫の鳴き声の意味と気持ちについてご紹介しますので、これから猫を飼いたいかたなどに、少しでも参考になればと思います。

今まで子猫を育てたことは3回あるのですが、まずいちばん最初に驚いた鳴き声は、「ゴロゴロゴロゴロ」という重低音でした。このような重低音の鳴き声から、すごく甲高い赤ちゃん声のかわいい鳴き声、シャー!!という威嚇や怒りの鳴き声など・・・

 

おもに、飼い猫の場合は、飼い主さんに対してコミュニケーションをとるために鳴き声を出すと言われています。

今回は、特に家の中で飼われている子猫に関しての鳴き声についてご紹介していきます。

 

子猫の鳴き声の種類

子猫はブリーダーさんからいただいてくる場合、ペットショップから連れてかえる場合は、だいたい生後2〜3ケ月くらいだと思います。その場合の鳴き声はおもに、

  1. 母猫と離されて不安、心配、悲しいなどの「不安や恐怖」の鳴き声
  2. お腹がすいた、ごはんやミルクが欲しいというお願い系の鳴き声
  3. 挨拶的な鳴き声
  4. 初めてみる人や動物にあった時の恐怖と威嚇の鳴き声
  5. あそんでほしい、ゲージから出してほしい、おしっこしたい、などの要求や知らせる鳴き声
  6. のどを鳴らすように響かせる「ゴロゴロ」音
  7. 具合がわるい

のおもに7種類です。

 

子猫の鳴き声の意味と気持ちは?

子猫の鳴き方は、研究者によると、16種類ほどに分類できるそうです。

言葉でニャーとかニャオーとか書いてもイマイチわかりにくいため、鳴き方や表現・ジェスチャーを合わせてご紹介したいと思います。

短めの鳴き声

顔を見て短めで「にゃ」「あん」「きゃん」

短めの鳴き方で、にゃ、あん、きゃん、わん、きゅんなど、顔を見て言ってきたり、通りすがりに声をかけてくる場合、おはようとかどこいくのー?とか、ここにいるよー、などのアピールなど・・挨拶のように話しかけてくる場合があります。

「おはよう、マリンちゃん」「エレナちゃんかわいいね〜」「おるすばんありがとう」「出かけてくるね、夜かえってくるね」などとにかく、なんでもかんでもマメにあいさつ的に話しかけていると、子猫のほうからも話しかけてくるようになります。

長め、大きい声のハッキリした鳴き声

朝や夕方、夜のごはん時に「にゃー」「あーーん」「ああーーーん」「きゃーー」

明け方の早朝や飼い主さんが起きる時間帯、いつもごはんをあげる時間帯になった時に、すりよってきて、にゃー!あーん、ああーーん、きゃーーー、など、長めに鳴くとき、すりよってきたり、くっついてきたり、頭つきしてきたり、手でちょんとつっついてきてにゃーーー!とさけんでみたりする場合は、間違いなく「お腹すいた」「ごはんちょーだい」と言っています。そのときに、「マリンちゃんお腹すいたのー?」「エレナちゃんごはん食べる?」と聞くようにすると、「食べるーーーーーー!!!!!!」とおおさわぎするようになります。応用編で「おるすばんえらかったからおやつ食べたい?」「爪切ったらごはんあげるねー」など、プラスの言葉を足していっても全部わかるようになり、おるすばんや爪切りも暴れずにごはん目当てでいい子でやってくれるようになります。

チンチラシルバー子猫時代の写真

不安げな、か細い連続の鳴き声

移動の時やゲージやキャリーバッグで「みゅーみゅー」「ピーピー」

ペットショップから連れて帰る時や、車で移動、キャリーバッグに入れて運ぶなどの時、不安や恐怖の気持ちで、甲高い声でみゅーみゅー、ぴーぴー、キーキー、鳴くことがあります。おとなしくなにも鳴かない子もいれば、ずっと鳴いている子もいます。また、子猫を最初、自宅に連れてきたときにゲージに入れることが多いんですが、そこにいれておくと、ずっと「出してくれ」と鳴き続ける猫、飼い主さんと離れたり、飼い主さんの姿が見えなくなると「おいていかれた」と不安になって、鳴き続ける猫もいます。しつけで、飼い主さんが見えなくなっても甘えさせないように無視するという方法もあるようですが、うちの猫たちは、甘やかし放題なので、トイレもお風呂もキッチンも寝室も全部ついてまわって、お風呂やトイレでドアを閉めてしまうと、「入れてー!みゃー!」と言ってくるので猫もいれているのですが、なにがおもしろいのかわかりませんが、私のやることなすこと、じーっと2匹そろってガン見しています。。。笑

警戒・威嚇・怒りの鳴き声

初めて見る人や動物に「シャー!」「フーーーーー!」

子猫がいままでみたことない動物や人に会ったとき、動物病院に連れて行かれたとき、知らないペットシッターが家に入ってきたときに、背中を丸めて自分の体を大きく見せてシャーーーー!、フーーーーー!と歯をむき出して威嚇したり、ものすごい剣幕でにらみつけてうなることがあります。自分の身を守るために、知らない相手に威嚇しています。あまりシャーシャー、フーフーいっているときに、無理にさわったり近づいたりすると、驚いてかみついたり猫パンチやひっかくこともあり得るので、無理せず安心させるようにします。子猫が自宅にきたばかりのときに、先住猫や犬などがいた場合に、どちらかか両方ともがシャーシャー、フーフー言うことがあるので、最初から無理に近づけたりせず、子猫のほうをゲージにいれて、徐々に慣らしていくなど獣医さんやブリーダーさんのアドバイスにしたがってみてください。

すりよってきたり、顔をじーっと見つめてうったえるように鳴く

ごはんの時間以外のときに「みゃーーー!」「あーーーーーん!」

ごはんの時間帯でないときに、飼い主さんに近づいてきて、みゃーーー!と言ってみたり、あーーーん、と長めに鳴くときは、あそんでほしい場合が多いです。うちの猫たちの場合は、近づいてきて手でちょんちょんとつっついてにゃーーーと言ってきたり、部屋を移動したり、立つたびに、あそんでもらえると期待して、あーーーん、とすりすりしながらとか下から見上げながら必死にうったえかけてきます。移動するたびについてきて鳴くのは、飼い主の用事が終わったらあそんでもらえるという気持ちで期待して待っている状況です。

あとは、トイレの前後に、叫ぶようににゃーーーーー!ということがあります。トイレしたよー!と報告しているのか、早く片付けてー!と言っているのかうちの猫たちは両方ともトイレの前後に大声で知らせてくることが多いです。。

猫によっては、ブラッシングしてほしい、抱っこしてほしい、なぜてほしい、かまってほしい、など・・いろんな要求で、話しかけてくるようなので、猫の気持ちがわかってあげられるといいですね。

高くてやわらかい声で鳴く

足にすりすりしてきたり、寝ている時に顔を見てうったえてくる

「ねえねえ、してほしいな〜」高い声でやわらかく鳴くとき、猫はすっかりリラックスモードで甘えておねだりをしています。これはもともと子猫が母猫に対してするアピールで、飼い主さんを母親のようにしたっている場合に、成猫になっても子猫気分でこんな声を出します。

※ねこのきもちアプリより

眠そうにゴロゴロ

抱っこやなぜてる時に「ゴロゴロゴロゴロ」

まったりしている時、眠いとき、安心してリラックスしているときに、のどを鳴らすようにゴロゴロゴロゴロ鳴くのが習慣になっている猫もいます。このゴロゴロ音は、フランスでは人間にとって、アンチエイジング効果、免疫アップの効果があると言われています。携帯のアプリに、猫のゴロゴロ音があるくらいで、人間にとって、安眠やリラックス、癒しの効果があります。また、骨の再生効果もあると言われていて、人間たけでなく猫自身の骨の修復が早まるという効果もあるそうです。鳴き声というよりもはやリラクゼーションのBGMですね♪

子猫がうっとりとした表情や眠そうな顔で、ふみふみしながらゴロゴロ言っているのは、母猫を思い出しながら、甘えたい、なぜて欲しいという意味もあるので、優しく子猫の母猫になった気持ちでなぜなぜしてあげるといいです。

あまりかわいすぎるからといって、かわいいね〜♡大好きだよ〜♡と顔にチューしまくったりモフモフモフモフさわりすぎると、猫パンチされたり噛みつかれます。。涙

チンチラゴールデン子猫

いつもと様子が違っておかしい!

普段と違った様子で鳴き止まなかったりする場合

鳴き声がとまらない場合、具合がわるかったり、どこか痛かったり、なにか異変があるかもしれないので、即刻動物病院に連れていきましょう!

 

子猫と会話する方法

ごはんがほしい、あそんでほしい、甘えている、など・・

だいたい何を意味しているのかわかるためには、常日頃からの子猫とのコミュニケーションが大切です。

子猫だから何を言ってもわからないだろう、というのは大間違いで、人間が声のトーンに表情や気持ちをこめて、人間の赤ちゃんや子供に話しかけるのと同じような感じで単語で話しかけていけば、子猫とも会話ができるようになり、子猫が「自分の言っていることがわかってもらえるんだ」と思うと、どんどん話しかけてくるようにもなります。

ただ、精一杯、愛情や気持ちをこめて毎日かわいがって、話しかけてお世話をしていても、まったく鳴かない、鳴き声を一度も出したことのないという子猫もいます。めずらしいですが、私の知り合いのかたの愛猫ちゃんは、健康にまったく問題はなく健康なんですが、3年間、子猫の頃から一度も鳴き声を出したことがなかったそうです。自分でごはんもたべないので、スプーンで1粒ずつ食べさせていると、、、、。3年経ったときに、初めて、ものすごーく小さい、聞こえないような大きさの声で「きゃん」と言ったそうです。生後数ヶ月の子猫のころから一度も鳴き声を聞いたことがなかったので、一瞬耳を疑ったそうですが、それ以来、小さい声で「きゃん」とか「あん」とか言うようになっているそうです。

なんとなく、子猫の鳴き声の意味がわかればコミュニケーションもとれて、楽しくていいですけど、まったく何を言っているのかわからない、ずっと鳴いている、、といった場合には、健康上に何か問題があるかもしれないので、即刻病院に連れていってください。自然治癒するだろう、少し様子見してからそれでもおかしかったら連れていこう、、というのは、猫の場合は大変危険です。

ずっと意味もなく鳴いているという場合、猫は成長も具合が悪くなるのも、人間の5倍〜6倍速なんです。あっという間に具合が悪くなって、早く病院に行けば助かったかもしれないのに、遅くなったばっかりに重篤な症状になってしまい助からない、ということも多々あります。本当に驚くほど一瞬で悪化してしまうので、ずっと鳴き止まない、という場合には病院に相談に行ってみてください。病院も1軒行って、なんともないですね、と検診したうえで言われたとしても、間違っている場合もあります。人気の動物病院でも、犬は得意だけど猫は・・という病院も実際にあります。病院に行っても良くならない、ずっと鳴いている、という場合には、他の病院、猫を得意とする獣医さんに診てもらうことも必要です。

病気でもないのに、よくわからず鳴いている、、何をうったえているのか知りたい、どんな気持ちなのか?どんな意味があるのか?知りたい、という場合、他の手段としては、アニマルコニュニケーターの人に相談する、という方法もあります。

アニマルコニュニケーターというのは、動物と会話できる人たちのことです。うちでは、ねこのきもちアプリを見ていたのがきっかけで、一度、アニマルコニュニケーターのかたに猫の気持ちをみてもらったことがあります。亡くなった愛猫リリコの気持ちを知りたかったのと、なぜ心臓疾患になってしまったのか?いつから苦しかったのか?どうしても知りたかったためです。他にもリーディングというスピリチュアルなかたたち何人かにもみていただきましたが、どれも信じるか信じないかはすべて自分次第なので、自分が納得できるものを信じた、という感じで癒されたり、前にすすめたので良かったと思っています。生きている子猫、猫の気持ちや何を意味して鳴いているのかなどもみてもらえるので、こういったアニマルコニュニケーターやリーディングも困っていて途方にくれているかたにはおすすめです。価格は数千円〜数万するものまであり、自分が飼い猫と話せるためのセミナーもあります。友人が行きましたが、何時間も訓練し価格もけっこうしたそうですが、あまり鳴き声の意味はわかるようになっていない様子でした。。。逆にわたしはそういったセミナーでは習いませんでしたが、やってもらっている様子を見て、真似してやってみたことによって、うちの猫たちと話せるようになった気がしています。何事もそうですが、すごい人に高額な料金をお支払いして習ってみても、本人はすごい人でもおしえるのはあまり上手くなかったりもしますし、おしえるのも上手くても、できるようになるかならないかは自分次第ということだと思います。

私の子猫と会話する方法ですが、まず目線を子猫の目線にして、安心感を与えます。子猫の鳴き声はトーンが高いので、そのトーンに合わせて単語メインで「どうしたの?」「お腹すいた?」「眠いの?」「大丈夫だよ」など、短い言葉で根気強くマメに話しかけます。あらゆる可能性の質問をしていくと、子猫の鳴き声=返事の違いがわかるようになってきます。その要望をやってあげると、「この人わかってくれるんだ」と子猫が思うようになり、一生懸命、鳴き声を出すようになってきます。ぜひやってみてください。

猫と目を合わせてはいけないとかいう説も聞いたことあるんですが、うちの猫たちは、むこうのほうからじーーっと見つめてきますので、ねこちゃんの性格や育て方によって一般的なねこと違うこともありますね

今日は、子猫の鳴き声とその意味について経験にもとづいてご紹介してみました。


 

 

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