猫は蚊に刺されるとどんな症状になる?

チンチラ美猫 ゆうこりんです。

虫が気になる季節になりましたが、猫が蚊にさされたら犬と同じように怖いフィラリアになることもあるのでしょうか?

ねこが蚊に刺されるとどんな症状になるのか動物病院や獣医さんの情報などをもとに調べてみました。

ネコが蚊に刺された時の症状

  • 腫れ
  • 発赤
  • かゆみでかきむしる
  • 痛みで触られるのを嫌がる
  • 毛が禿げる

ねこはアンダーコート、オーバーコートと毛が密集していて、毛は触覚機能、保護機能があり、聴覚も優れているため、蚊がきたら気づきそうですし、長毛種の場合は特に毛が皮膚をしっかり覆っているので、蚊にはさされにくく見えますが、毛が少ない部分、鼻の周りや耳の周りは要注意です。

ペットが蚊に刺されたのかな?という症状を感じたらすぐに病院に連れていきましょう。

蚊にさされますと、蚊アレルギー反応や犬に多い危険なフィラリアのリスクがあります。

蚊アレルギーの症状

外猫に多くなりますが、蚊にさされてアレルギー反応が出ると見た目にかわいそうな症状が出ます。正式名称は蚊刺過敏症で、蚊が皮膚を刺す時に出す唾液腺物質によって引き起こされる反応です。

  • 鼻や耳などにブツブツができる
  • 腫れる
  • かゆみをかくので傷ができ出血している
  • 毛が禿げる
  • 血液やリンパ液のカサブタができている

この場合は外猫なので、蚊取り線香などできないので、ネコ用の虫除けの首輪をつけるなどの対策になります。

蚊アレルギーの他には、フィラリアの危険性が犬よりは少ないですがあります。

フィラリアとは?

蚊が媒介(運び屋)となって人間や犬・猫の体内に寄生する寄生虫の一種で、皮膚から入り幼虫に成長し、成虫になり体内に5〜6年寄生して、内臓器官に深刻なダメージを与え、寄生された個体が死に至らせることもある危険な虫です。

成長したフィラリアは、白くて素麺のような形状をしています。目黒の寄生虫博物館で見たことありますがこんなものが心臓や肺の中に育つなんて怖いですよね。。

犬はフィラリアの予防が必要とされていて、3年ほど予防しないで過ごしてしまうと感染率(症状が出ていなくても体内に虫がいる状態)は90%になると言われています。猫の場合の感染率は2〜3%です。

特に感染が危険な時期は7月〜9月で、フィラリアを予防しなければいけないシーズンは5月〜12月です。予防方法は月に1回の投薬がおもですが獣医さんにご相談の上予防してください。

フィラリアを媒介する蚊は16種ほどいると言われていますが、おもな蚊は昼間行動し外に多いヒトスジシマカ(ヤブカ)、夜行動し室内に多いアカイエカ、冬でも生息するチカイエカです。

ヒトスジシマカ(ヤブカ)

 フィラリアが寄生するまで

1、フィラリア(犬糸状虫)に感染した犬の血を蚊が吸います。その時に蚊の幼虫ミクロフィラリアが蚊の体内に入ります。

2、ミクロフィラリアは、蚊の体内で脱皮を2回繰り返して、温暖な季節の場合は10日〜2週間程度で感染能力のある幼虫に成長します。

3、感染幼虫が蚊の口に移動し、この蚊が他の犬を刺すと感染幼虫が犬の皮膚の下、体内に入ります。

4、体内に入った感染幼虫は、皮膚の下で6〜7ケ月かけて何回も脱皮を繰り返し、成虫になり心臓や右心房、肺動脈に移動します。

5、心臓や肺動脈で成長したフィラリアは全長15〜30センチのそうめんのような形になり、5〜6年は生き続けます。オスとメスがそろうと繁殖して増えていきます。

 フィラリアの症状

感染してししばらくは症状が出ないことが多く、数年経ってじわじわと肺や心臓を傷つけていき、気づいたときにはひどいダメージになっていて、感染している個体からフィラリアを完全に除去しても臓器へのダメージが大きく命を落とすこともあります。

実家の犬が昔、フィラリアに感染してしまい、母が「寄生虫が体にいるから薬でなくさないと」と言って犬の薬を飲ませていたのを思い出しました。今思えばその後17歳まで生きたので、完全にフィラリアを駆除できたんですね。

  • 息苦しそうにしたり乾いた咳が出る
  • 食欲がなくなり寝ていることが増え毛のツヤがなくなる
  • 嘔吐や下痢をして抜け毛が増える
  • お腹がふくらむ
  • 血尿
  • 散歩に行けなくなる
  • 肺血栓やアナフィラキシーショックなどにより突然死

 ネコのフィラリアは?

犬が3年間、何も予防しないと90%が感染すると言われているのに対して、ネコの感染率は2〜3%です。本来、犬に生息する寄生虫のため、猫の体内では成長しにくく、万が一フィラリアを持った蚊に刺されても問題なく生活できるためです。

レアな確率でフィラリアを持っている蚊に刺されて感染してしまった場合、命にもかかわります。

ネコのフィラリアの犬との違いは、ネコの場合は「肺の病気」と言われています。臓器が犬にくらべて小さく、血管も細いため、1匹のフィラリアでも重症化してしまうこともあり、臓器や血管が細いぶん取り除く手術も難しくなります。

ネコのフィラリアの症状

  • しつこい咳

  • 呼吸困難で苦しそうにする

  • うつ状態、元気がない
  • 吐く・食欲不振

  • 体重減少

  • 肺や心臓へのダメージにより突然ショック死してしまう

ネコのフィラリアは症状が出ないこともあり、他の病気とも区別がつきにくく、検査しても判明しないこともあり、わかりにくいと言われています。

 

チカイエカ

 フィラリアの予防法と治療法

現在、フィラリアを完治させる良い治療はないため、まずは症状を和らげる治療を受けることになります。

フィラリアにかかっているかの検査も、猫の場合、陰性が出てしまったり精度が低いそうです。

すでに症状が出てひどくなっている段階での治療は、心臓など臓器に寄生したフィラリアを外科手術で取り除きますが、その後も臓器のダメージによる症状は残るため、投薬治療は続けなければなりません。

予防法としては、犬と同じくフィラリア予防薬の投与になります。

病院で感染したことがわかった場合に、幼虫のうちに投薬すると撃退することができますが、すでに長く猫の体内に生息していて成虫になってしまっている時に投薬すると、フィラリアが死滅する際に感染している個体がアナフィラキシーショックを引き起こし突然死してしまうこともあるので要注意です。

犬のように、月に1度、フィラリアが幼虫のうちに予防薬を投与することによって撃退することができますが、獣医さんによって予防薬を猫にもすすめるのかすすめないのか考えがわかれます。理由は普段の生活環境によって、予防薬の副作用のデメリットのほうがフィラリア予防のメリットを上回ると判断される場合があるためです。

フィラリア予防薬レボリューションについて

現在よく使用されているフィラリア予防薬としてレボリューションがあります

レボリューションのメリット

  • フィラリア幼虫、ノミ、ノミの幼虫、ノミの卵、猫回虫、ダニが一気に駆除できる
  • 5月〜12月の間、月に1度、首のねっこなど猫がなめないところの皮膚に塗るだけで簡単
  • 毎月投薬することにより、寄生虫の駆除と、新たな寄生の予防にもなる

レボリューデョンのデメリット

  • 犬に比較し猫は副作用の報告が多く死亡してしまった事例もある
  • レボリューションの主成分「セラメクチン」は農薬・殺虫剤の1種で副作用の嘔吐や下痢、息切れ、食欲低下、アレルギーやはげしいかゆみや蕁麻疹、筋肉弛緩などが出ることがある(飼い主が使用方法を間違えたり、ネコがなめてしまったもの含む)

フィラリア予防薬を使用するのかはメリット、デメリットをよく検討した上で、飼い主さんが獣医さんとご相談のうえ、判断することになります。

蚊が多く、防げないような環境でしたら予防薬を使用して危険なフィラリアを防ぐことを獣医さんにすすめられるかもしれないですし、蚊がぜんぜんいないような環境では、副作用のリスクのあるフィラリア予防薬をする必要はないと言われることもあると思います。

 

蚊を寄せ付けない対策

蚊は、水の中でボウフラとして数週間育ったのち、成虫になったあとは1ヶ月くらい生存します。

エネルギー源は糖分で、オスもメスも、花の蜜や樹液、草の汁、果物の汁をエサとしていますが、メスは産卵のために高カロリーの栄養とタンパク質を必要とするためメスだけは人間や動物の血を吸います。

まずは、ボウフラを発生させない環境にしておく対策が必要です。

水中で産卵孵化するため、家の中に水たまりを作らないようにします。バケツに水をはってあったり、食器に水をためておいたり、花瓶の水、鉢植えの受け皿の水、ジョウロの水が要注意です。対策としては胴線、銅板、10円玉を入れたり水を溜めておかないようにします。

蚊よけには、蚊取り線香や嫌がる臭い、ハーブがあります。

蚊取り線香は臭いが出るもの出ないもの、ペットにも安心とうたっている製品もありますが、虫に悪いものなので、腎臓機能が心配で臭いや香りの成分を分解できない恐れのある猫に使用するのは不安なので私は使いません。

蚊が嫌がるハーブには、ゼラニウム、レモングラス、バジル、ペパーミント、ラベンダー、ユーカリ、タイムがあります。

ネコが食べたりしないように注意してください。

殺虫剤や虫除けスプレーは猫には危険なため、絶対に猫に吸わせない環境で使用するか、使用しないことがおすすめです。

天然成分と記載してあっても、天然=安全ではありません。特にアロマオイル配合の天然のもので安全、という製品が人間のものでもありますが、アロマや精油は植物の濃縮抽出成分のため、作用が強く猫の体内でどうなるかいまだにハッキリと解明されておらずリスクが高いです。虫刺されあとなどに人間がよく使用するティーツリーの精油で猫の死亡事故もあります。

その場では平気でもネコの体内でアロマの成分が代謝できていないとしたら、日々蓄積し致死量に達した時を考えたら・・できれば使用しないほうが安全です。

人間にとっては優しいイメージのある植物ですが、現在ネコにとって有害とされている植物は700種類以上もわかっています。

人間や犬が雑食動物に対して、ネコは完全肉食動物なので植物を分解する酵素が人間や犬よりも少なかったりなかったりするためです。

アカイエカ

簡単にリスクなく蚊をよせつけない方法

扇風機を回して、蚊の飛行を妨害する

テレビをつけておく。テレビは44度以上熱があるので、蚊がよっていくため。

炭酸水や飲み残しのビールを置いておく(私はこれは衛生上と見た目上できませんが。。)

蚊は、温度の高いところ、黒いところに寄っていく習性があります。

高層マンションでも刺されてしまうのはなぜなんでしょうか?

ブーンという耳元の音といい、刺されたあとの不快な眠れないほどのかゆみといいものすごいストレスですよね!

ほとんどが、人間が外から家の中に持ち込んでいる場合が多いです。

ですので、玄関のところで、蚊をしっかり落として、家の中に入れないことが重要になります!

 

刺されやすい・寄せ付けやすい人は?

  • 血液型がO型の人は、O型の血液の化学構造に花の蜜と似ているものがあるそうで、O型の血液が好まれます。

医学部院生が調べた実験結果ではO、B、AB、A、の順に多く、O型はA型の約1.7倍だったそうです。

  • 体温が高い人・皮膚の新陳代謝が活発な人
  • 汗かき・呼吸回数が多い人。汗に含まれる乳酸、アセトンなどの揮発性物質、呼吸に含まれる二酸化炭素に寄ってきます。
  • 運動後、飲酒後、入浴後、睡眠中。体温が高く二酸化炭素を多く発生している。
  • ストレスがない人。ストレスがある時に出る物質が蚊に嫌われます。
  • 黒い服、色黒の人
  • 酸性の血液が好まれるので、肉類・糖類・脂肪分に偏った食事の人
  • 化粧品や香水の香りがする人

この中に該当する人は特に、蚊をくっつけて家の中に入れないように充分気をつけましょう。

私は本当に昔から蚊によく刺されて、オーストラリアに滞在中は刺されすぎて足が腫れてしまい病院行きになったり、都内で生活していても一晩に20箇所以上刺されることも普通だったんですが、ほとんど全部該当していて今回理由がよくわかりました。。

大切なネコのために蚊を家の中に入れないように気をつけたいですね!

以前はよく、部屋の中に蚊が入ってきてしまい、人間はブンブンいって寝られないしたくさん刺されることがあったのですが、ネコは刺されていないようでした。

湿度や温度が高くしていると虫がわいたり・・危険かと思い、冷房を1日中つけっぱなしにしています。

小さい虫や蛾が入ってきたときには、上品なマリンちゃんが、すごい形相でバシッ!と撃退していてマリンちゃんのワイルドさに驚きました。ネコは動体視力がいいので、人間に見えていないスピードの動きもスパイダーマンの視力のようにコマ送りみたいにスローに見えているらしいんです。

そこまではよかったんですが、マリンちゃんはその蛾を食べようとしていたので、通常は虫がつぶれたのを触れないんですが、マリンちゃんを助けるためにがバッとティッシュでつかみ捨てました。

虫を撃退してくれるのはいいんですが、食べると危険なのでできるだけ虫がいない環境にして、何か食べてないかを見てないとと思います。気づくと床に落ちてるものを口に入れてることがありますので・・・

蚊は小さすぎて壁にくっついていてもマリンちゃんでも叩き潰せてませんでした。

家に蚊が入ってくることがもしかして今後あるかもしれないので、扇風機をまわしてネコが刺されないように気を付けたいと思います。

 

 

まとめ

ネコも蚊に刺されたらアレルギーやフィラリアになる可能性がある

フィラリアは予防できますが、副作用もあります

フィラリア予防薬レボリューションは月1度5月〜12月の期間にネコの首に塗るだけでノミ・ダニ・フィラリアを駆除できる

蚊を防ぐ方法は、ネコに危険なものもあるので注意

 

猫は蚊に刺されるとどんな症状になる?でした。